今日も俺の周りには女、女、女。


「ねぇ、翔也〜

今日は?遊べるの?」


気持ち悪ぃ。


「あぁ、遊べるぜ。」


「やったぁ〜!
翔也愛してる♡」


「俺も」


チュッ



(・д・)チッ 本当はこんなことしたくねぇのに。


そう、俺にはちゃんと彼女がいる。


それも学校一の美少女で、


名前は野崎由夢。マジで可愛い。


でも、俺は浮気をしている。


理由?理由は…別れるため。


でも、でも本当は別れたくなんかねぇんだ。


…俺は弱い。弱いんだ…。


つい最近、俺のお袋が死んだ。


その頃から俺は自暴自棄になった。


もう、何もかもどうでもいい。


俺には由夢だけだった。