屋上に行くと、君はいた。

いたんだ。いたのに…。

俺は…目の前から消える君を助けることが



…できなかった。



「う、嘘…だろ…???

ゆ、由夢…???   由夢ッッッ!!!」



何で、何で…!!!


悪いのは全部全部俺なのに…

何で由夢が…



由夢…由夢…由夢ッッッ!!!