「梓桜」
そう呼ぶ陽太の優しい声。
「どうしたの?陽太」
振り返りながら陽太の顔を見る。
陽太は...
「大好きだー!!!」
そう言いながら抱きしめてきた。
「へっ、え?ど、どうしたの?」