体育館には吹奏楽部員と生徒会の人しかいなかった。

「クラス発表の紙,まだ張り出されてないね。」

芹菜はよっぽどクラス替えの事が気になるみたい。

「当たり前ジャン!まだ誰も来てないのに・・」

「そうだけど・・・・」


「吹奏楽部は椅子準備して―――!!」
佐奈先輩が指示を出してる。

「ほら,行こッ!!」
私は芹菜の腕を引っ張った。

「うん・・。」


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そして・・・準備完了!!

あとは,始業式が始まるのを待つだけだ。