次の日大学へ向かうと数名の女子がエリカの元へと寄ってきた。
「エリカさん!昨日の男性とはどういった関係なの?」
昨日校門の前で蓮さんに捕まっていたのを見られてたようだ。
「あ、えっと昨日の方は父の取引先の息子さんで、どうこうの関係などは、、」
すると1人の女の子が
「私見たのよ!エリカさんその方にお姫様抱っこされてるの」
すると他の女子がざわつき始めた。
「あ、あれは私最近貧血気味でして、介抱してくださっただけです。それに私彼のことなにも知らないですし、、」
必死に弁明するが何故か女子達は解放してくれない。
さして親しい訳でもないのに何故ここまで食いついてくるのだろうか、エリカには不思議だった。
「では何故あの方がエリカさんを迎えに来たのですか?」
何故そこまで知ってるのか。
「一部の人からはあの方が婚約者と伺っておりますが」
話広まり過ぎじゃない!?
どうやって切り抜けようか考えているとタイミングよくが美希現れた。