「ごめんお待たせ〜って小春?」
そう言いながら小春にかけ寄ると小春の視線が私じゃなくさっきの女集団・・・とゆうより神崎君の方へ向けられていた
頬を赤く染め、口元は緩んでいる
もう一度彼女の名前を呼ぶと表情を変えずに「カッコイイ〜」と一言
なるほど神崎くんにやられてたのか
「先買ってるからね〜」と伝えて私はカツサンドを買いにいった
神崎くんはと言うと取り巻きの女の子?達と一緒にご飯を食べるらしく学食の席の真ん中あたりに座り始めていた
ほんと凄い人気だな。男の子からも「神崎〜」と声をかけられていて、彼の周りは人だかりが出来ていた
小春もこの調子だしな
まだ浮かれている小春の頭を叩き、その場を後にした