「依里子さん 貴方の愛の確かさを確かめたかったよ。
 

 耕司さんの愛が確かなのですね。光行君も真紀子さんも
 

 聴きたいのは耕司さんの愛が確かだと実感したのですか。?」


 孝之は依里子さんの手を握りしめて問いただした。


 「 ごめんなさい。 耕司さんを好きでした。皆さんを

  裏切ったのではないのです。」

  
  孝之も光行も真紀子も益々依里子の愛を疑った。


 小突かれる愛を信じられるのだろうか。