その、反応に…実咲の心も揺れ動く…
先ほどまで…、琢磨のことを【許すことは出来ない】…と、思いながらも。。こんなことで、容易く陥落させられる…
「も、止めて…っ」
《首筋とか…、背中…、弱いのに…っ!
昨夜のこと…、思い出しちゃう…っ》
実咲の脳裏に、昨夜…ホテルで琢磨との行為を思い出し、脳裏を掠めた…
涙目で、訴える…実咲…
その、反応に…琢磨は、ようやく実咲の身体を離し…
「お前…、可愛いすぎ。。」
そぅ、満足気な表情になり…、実咲の髪を撫でる…
その笑顔に…、またも…心が射抜かれるような感覚がした…
琢磨は、実咲が持っていた上着をかすめ取ると…自分の部屋へと入って行った…
「……っ」
実咲は、先ほどの琢磨の言葉や行動を思い出した…。。それと同時に、昨夜の時間を思い出した…
先ほど、琢磨に触れられ、抱きしめられた…。。両肩を、抱きしめる…
そ…っと、両目のまぶたを閉じ…
「……」
《ダメだ~…!
こういうこと、されると…
ドキドキしすぎて…、心臓に悪い…
それに。。
昨夜の彼の…、彼が抱きしめてくれていた…感覚…
これ以上…、
そばに居て、触れられたら…
好きになっちゃいそうで…、怖い…っ
このままじゃ…、ダメ…っ!》
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「【契約】の追加をお願いしますっ!」
実咲は、意を決して…。。ダイニングルームで雑誌を読んでいる琢磨に…2人で交わした【契約書】を見せながら…言った…
実咲の言葉に、ソファに座り…眼鏡を掛けている琢磨は、実咲の方に視線を上げる…
その、【契約書】…というのは、【契約結婚】をするという名目上、琢磨がつけた条件と契約料などが書かれている書面…
実咲は、その書面の追加項目を手書きで付け加えていた…
「…『追加項目』?」
実咲の言葉に、微かに、琢磨のその瞳が揺らめいた…動揺しているのが見て取れた…
実咲が差し出した…その書面を受け取り、そこに書かれた文字を見つめ…
「ふぅん。でも…、俺の提示した条件。。【寝室は共にする】だけど…これだと、その条件に満たされないんじゃないの…?」
「…あ…っ」
琢磨にそぅ言われ…実咲は、思わず…、その契約書を見直す…
「……っ」
《そぅだった…!
【契約結婚】の最初の条件…で、
『寝室は共に…』って、書いてあった…》
実咲が、追加項目として上げた条件…
『キス以上のHなことは、しない!』だった。。
が。。
この条件を提示してしまうと…、最初の条件はどうなるのか?…なのだ。。
「う~っ! じゃ! 寝室はしょうがない…から。。」
その、実咲の言葉に、琢磨も納得したように…
「解った。それじゃ…」
琢磨は、実咲の腕を引き寄せ…、実咲の足元がふらつき…その拍子に、琢磨の胸に倒れこんだ…。。琢磨は、実咲の身体を抱き寄せ…
「…わ…っ!」
実咲は、すぐ様…琢磨から離れようとする…
が。。
力強い…、その腕に抱きしめられたまま…
「シャンプー、変えた?」
「あ。。ホテルの…アメニティと同じの売ってたから…いい香りだったし。帰りに…」
《て。。
そうじゃなくて…!》
実咲は、すぐ様、琢磨の胸から逃れようと、両手に力をこめる…
「違うでしょ! こういうのは…っ」
「お前…、【キス以上】ってさ…キスはいいんだよな?」
その、言葉に…両目をパチクリとさせる…
「…え…?」
琢磨は、再び…実咲が持っている契約書のその項目を指さし…
「それ。お前、書き方が違うだろ?
【一切、触れない】とか…契約料が発生するとか違約金の発生…ならまだしも…
書き方が曖昧すきる…。。」
「…あ…っ!」
《そぅだった。。!》
先ほどまで…、琢磨のことを【許すことは出来ない】…と、思いながらも。。こんなことで、容易く陥落させられる…
「も、止めて…っ」
《首筋とか…、背中…、弱いのに…っ!
昨夜のこと…、思い出しちゃう…っ》
実咲の脳裏に、昨夜…ホテルで琢磨との行為を思い出し、脳裏を掠めた…
涙目で、訴える…実咲…
その、反応に…琢磨は、ようやく実咲の身体を離し…
「お前…、可愛いすぎ。。」
そぅ、満足気な表情になり…、実咲の髪を撫でる…
その笑顔に…、またも…心が射抜かれるような感覚がした…
琢磨は、実咲が持っていた上着をかすめ取ると…自分の部屋へと入って行った…
「……っ」
実咲は、先ほどの琢磨の言葉や行動を思い出した…。。それと同時に、昨夜の時間を思い出した…
先ほど、琢磨に触れられ、抱きしめられた…。。両肩を、抱きしめる…
そ…っと、両目のまぶたを閉じ…
「……」
《ダメだ~…!
こういうこと、されると…
ドキドキしすぎて…、心臓に悪い…
それに。。
昨夜の彼の…、彼が抱きしめてくれていた…感覚…
これ以上…、
そばに居て、触れられたら…
好きになっちゃいそうで…、怖い…っ
このままじゃ…、ダメ…っ!》
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「【契約】の追加をお願いしますっ!」
実咲は、意を決して…。。ダイニングルームで雑誌を読んでいる琢磨に…2人で交わした【契約書】を見せながら…言った…
実咲の言葉に、ソファに座り…眼鏡を掛けている琢磨は、実咲の方に視線を上げる…
その、【契約書】…というのは、【契約結婚】をするという名目上、琢磨がつけた条件と契約料などが書かれている書面…
実咲は、その書面の追加項目を手書きで付け加えていた…
「…『追加項目』?」
実咲の言葉に、微かに、琢磨のその瞳が揺らめいた…動揺しているのが見て取れた…
実咲が差し出した…その書面を受け取り、そこに書かれた文字を見つめ…
「ふぅん。でも…、俺の提示した条件。。【寝室は共にする】だけど…これだと、その条件に満たされないんじゃないの…?」
「…あ…っ」
琢磨にそぅ言われ…実咲は、思わず…、その契約書を見直す…
「……っ」
《そぅだった…!
【契約結婚】の最初の条件…で、
『寝室は共に…』って、書いてあった…》
実咲が、追加項目として上げた条件…
『キス以上のHなことは、しない!』だった。。
が。。
この条件を提示してしまうと…、最初の条件はどうなるのか?…なのだ。。
「う~っ! じゃ! 寝室はしょうがない…から。。」
その、実咲の言葉に、琢磨も納得したように…
「解った。それじゃ…」
琢磨は、実咲の腕を引き寄せ…、実咲の足元がふらつき…その拍子に、琢磨の胸に倒れこんだ…。。琢磨は、実咲の身体を抱き寄せ…
「…わ…っ!」
実咲は、すぐ様…琢磨から離れようとする…
が。。
力強い…、その腕に抱きしめられたまま…
「シャンプー、変えた?」
「あ。。ホテルの…アメニティと同じの売ってたから…いい香りだったし。帰りに…」
《て。。
そうじゃなくて…!》
実咲は、すぐ様、琢磨の胸から逃れようと、両手に力をこめる…
「違うでしょ! こういうのは…っ」
「お前…、【キス以上】ってさ…キスはいいんだよな?」
その、言葉に…両目をパチクリとさせる…
「…え…?」
琢磨は、再び…実咲が持っている契約書のその項目を指さし…
「それ。お前、書き方が違うだろ?
【一切、触れない】とか…契約料が発生するとか違約金の発生…ならまだしも…
書き方が曖昧すきる…。。」
「…あ…っ!」
《そぅだった。。!》