教室の扉を明けるとみんなが一斉に私を見る…

そしてクスクスと笑いだしてその後伊藤さんが私に近づいて平手打ち

もうこれは恒例行事でもあった。

「授業…さぼってごめんなさい…おもちゃなのに勝手にさぼってすみません」
 
不理屈に謝らされて泣きそうな私につばを吐きかけてからいじめっ子たちはチャイムを聞いて席についた