私は永野さんの話を聞いて涙が止まらなくなった。

どんどん泣く私に永野さんは頭を撫でながら

「何でお前がなくんや」

って優しく笑っていた。

私は

「ごめっ…!」

泣きながら言うとやっぱり永野さんは優しく笑っていた。

私は決意したように夢調査の紙にシャーペンを滑らせた