「。」 「もう私に関わらないで。じゃぁね」 一方的にしゃべったあとサラは、その場を後にした。 その部屋の死角に他の2人が隠れてることも知らずに。 ギクシャクしたまま夏休みに入った。 夏休みは、芸能学校生徒にとって仕事を存分にすることが出来る天国でもあり、人気が一気に現れる地獄でもある。 もちろん、ユウ、和音、美紅、廉の4人は毎日が仕事で埋まっていた。 あっという間に2ヶ月という月日が過ぎていった。