「え?」


私が振り返ると、そこにはほんわか系の可愛い同い年くらいの女の子が立っていた。



か、かわいい...


その子は茶髪に緩やかにカーブしている髪は胸元まで伸びていてレースのついたパステルピンクの女の子らしいワンピースを着ていた。


目もぱっちり二重に薄めの唇。


私とは真逆のタイプの女の子だった。


「誰かお探しなんですか?」


その子はとても優しく温かい声で私にたずねた。


「あ、そうなんです。はぐれちゃって...」


私がそう言うと、女の子は


「一緒にお探しします」


と言って私の手を握った。