「あ!!!」 私はナイスカップリングを見つけてしまったテンションから大声を上げてしまった。 「なによ!?急に大声出さないで!」 バシッ 私の声に驚いた花音は双眼鏡から目を離し、私を叩いた。 しかし私はそんなことには動じない。 「あそこの男子2人、浴衣で一緒に歩いてる」 双眼鏡を覗きながらナイスカップリングの2人がある方向を指差す。 「どこどこ?」 花音と結衣は私の指が差している方向に双眼鏡を向けた。