「うーん。熱は…無いな。」 「え!?ちょっ!せ、先生?!」 「ん?どうかした?」 先生は慌てる私と正反対で自分が凄い事を したって気づいていない。 「はぁ…大倉先生…」 優菜が溜息をつく。 「え、なに木下。俺なんかまずい事した?」 「はぁ…佳奈、授業始まる。行こ。」 「え!?木下!?」 優菜は先生を放って私を連れ体育の先生 の元へ集合し授業が始まった。