「30分…
藤井…ごめんな…俺が気づいてたら…」

「先生は…何も悪くない、」

「行きより辛いか?」

「…大丈夫…、マシだから…」

「ごめん…辛いな。痛いよな。」

先生はそう言いながら私の背中をさする。

「…っ…大丈夫…大丈夫だよ、せんせ…」

「泣きながら言われてもなぁ」

「フフッ…そうだよね…ごめん…」

会話をしていると急に激しい痛みの波が来た

「ん…ハァ…イタッ」

先生の服を強く掴む。