寝ないと耐えられない、そう思って

必死に目をつぶって眠りについた。

ーーー…

「…い!…ふじ…!藤井!起きろ!」

横から声が聞こえて目を開ける。

「ん…せんせ…?…「なんで
言わないんだよ!頭痛いの我慢してるだろ!」

「え…何言ってるの…大丈…「じゃあ
辛そうに寝てたのはなんで、」

「…」

「俺にブランケットかけて…顳顬抑えて
辛そうに泣きながら寝てるのはなんで」

「泣いてない…」