両手で頭を抱え込むように、座り直す。

「…っ…んん…痛…い…」

薬も飲んだのになんでこんなに酷いんだろ。

最悪と言って良いのか、周りの先生も全員

寝てる。

どうしよ…

ふと、窓を見るとサービスエリアまでの

道のりが書いてある看板があって

まだまだ遠かった。

「あ…」

先生は窓際に座っていて少し寒そうだった。

私は十分、体温まってるはずだし先生に

ブランケットをかける。