高いところから見る雪は真っ白でとても

綺麗だった。

「本当だなぁ!綺麗!」

景色に見惚れながら滑っていると

あっという間に終わった。

今日は午前中だけで午後には帰る予定。

「先生、終わっちゃったね。」

「そうだなぁ、もうちょっと滑りたいけど」

「だよね!俺も思う!」

「あ、みんな宿に向かって歩いてるじゃん」

優菜の指差す方を見るとみんながゆっくり

歩いていた。

「やば!俺に付いてきて!」