先生に背を向けると頭にゴーグルが

付けられる。その時にグラッと視界が揺れ

先生の方へ倒れかけてしまった。

「…わっ!?」

「ちょっ!?藤井?大丈夫か」

先生に体を支えてもらいなんとか持ち直した

「大丈夫、大丈夫」

「もしかして…昨日の目眩治らなかった?
朝ごはんも残してたでしょ?」

実は朝ごはんが入らなくて半分くらい

残してしまった。

「大丈夫だよ。先生ありがとう。」

「そうか?何があったらすぐに言って」