「先生…私達、元に戻ろう?」

言っちゃった…。私も別れたくなんてないし

みんなと同じ生徒と先生の関係になんて

戻りたくない…。

その言葉を放った瞬間、私を抱きしめる

手が解けた。

「なんで…俺、何かヤな事した?
ねぇ、俺何かした?」

私に縋るように聞く先生。

「こんな子供と付き合って…恋愛して…
楽しくなかったでしょ?」

「そんな事ない!俺は佳奈が好きなんだよ!
年齢なんて関係ない!」