「だって…」

「俺が教えてあげる。」

下手くそだもん、って言おうとしたけど

先生に遮られた。

「この、銃の口を持って支えるの」

先生が横から一生懸命教えてくれるけど

全く上手くいかない。

「無理…」

「もぉ〜仕方ないなぁ。」

特別だからね、なんて言って先生は私の

後ろに回り

「ここをね、こうすると上手くいくよ」

私の体を後ろから抱きしめるようにし、

手を添えて教えてくれる。