そこは、見覚えのある光景。 昼下がりの、授業中の教室。 私の元に先程の声の主である、現代文の先生が近付いてきた。 あれ…、私…? 「…生きてる??」 私の椅子と机と文房具が散乱してる。 床がすぐ目の前に見える。 だけど、私自身は無傷みたい。