卒業後も

相変わらず、
仲の良い友人たちと
会って笑って過ごしていた。

「死にたい…」と、

相談せずに
よかったと思っていた。


相談できないでよかったと。


当時、

あの心地よい空間を
くずさなくてよかった。

相談しても

彼女たちに
どうできるわけでもないことを
私は知っていたし、

どうしようもできないのに、
きっと一緒に悩んでくれることが
わかっていた気がするから…