参列に間に合ったのは
友人二人だけだった…

「ごめん。
 突然だったから
 間に合わなかった。
 私だけお別れしてきてごめん。
実感ないよね…」

「寝ているような顔してたよ。
 苦しそうな顔してなかった。
 それだけが救いだった。」

「はじめは…
 そんなにくるしんでいたなら
 何でいってくれなかったん!
 とか思ったけど、
 顔みてたら
 どうでもよくなったよ。」

「死んで楽になったんなら。
 いいや。
 まちがっている
 かもしれないけど、
 そうおもった。」

「今は皆に会いたくない。
 ごめん。
 落ち着いたら連絡するから…」

そう言った友人は、
死んだ彼女に一番近い存在だった


「わかった…」としか

私にはいえなかった。