お日様のような君
君はいつもクラスの中心で笑っている
眩しい、お日様のように
みんなから慕われ、愛されている
そんな君とは違って私は
まるで暗くて寒い日陰
いつもクラスの輪から外れ、一人で本を読んでいる
そのせいなのか、私は女子からいじめを受けている
教科書や、ノートに落書きは当たり前
トイレにいると水を掛けられる
それでも学校に行くのは
お日様のような君を見ると少しホッとするから
でも、イジメは続いていく
ある日、私は屋上に来ていた
普段は立ち入り禁止の看板があるけど、屋上のドアが開いていたのだ
けして、自殺をするためではない
そっと屋上に入ると、そこにはいるはずのない人がいた
「朝比奈…君?」
君はお日様のような笑顔で私を見つめた
「奥村さんじゃん!どうしたの?屋上は立ち入り禁止だよ?」
「ドアが開いてたから…朝比奈君はどうしてここに?」
すると君は困ったような顔をした
「もしかしたら、奥村さんが来るんじゃないかな〜!って思って!」
「朝比奈君が?どうして?」
すると、朝比奈君の顔が瞬く間に赤くなっていった
どうしたんだろう?そう思って、声をかけようとすると
朝比奈君が口を開いた
「好きだから!」
え?
朝比奈君が、私を、好き?
これは夢?そう思って頬っぺたをつねってみる
痛い……ってことは、夢じゃない?!
じゃあ、ドッキリ?
「あ、あの、奥村さん?夢でもドッキリでもないからね?現実だし、俺の気持ちだから」
「本当?こんな私が、好きなの?」
「こんななんて、言わないで。俺と、つきあってくれませんか?」
私の頬を温かい涙が流れる
君は今も、お日様のような笑顔で笑っている
「はい!」
君はいつもクラスの中心で笑っている
眩しい、お日様のように
みんなから慕われ、愛されている
そんな君とは違って私は
まるで暗くて寒い日陰
いつもクラスの輪から外れ、一人で本を読んでいる
そのせいなのか、私は女子からいじめを受けている
教科書や、ノートに落書きは当たり前
トイレにいると水を掛けられる
それでも学校に行くのは
お日様のような君を見ると少しホッとするから
でも、イジメは続いていく
ある日、私は屋上に来ていた
普段は立ち入り禁止の看板があるけど、屋上のドアが開いていたのだ
けして、自殺をするためではない
そっと屋上に入ると、そこにはいるはずのない人がいた
「朝比奈…君?」
君はお日様のような笑顔で私を見つめた
「奥村さんじゃん!どうしたの?屋上は立ち入り禁止だよ?」
「ドアが開いてたから…朝比奈君はどうしてここに?」
すると君は困ったような顔をした
「もしかしたら、奥村さんが来るんじゃないかな〜!って思って!」
「朝比奈君が?どうして?」
すると、朝比奈君の顔が瞬く間に赤くなっていった
どうしたんだろう?そう思って、声をかけようとすると
朝比奈君が口を開いた
「好きだから!」
え?
朝比奈君が、私を、好き?
これは夢?そう思って頬っぺたをつねってみる
痛い……ってことは、夢じゃない?!
じゃあ、ドッキリ?
「あ、あの、奥村さん?夢でもドッキリでもないからね?現実だし、俺の気持ちだから」
「本当?こんな私が、好きなの?」
「こんななんて、言わないで。俺と、つきあってくれませんか?」
私の頬を温かい涙が流れる
君は今も、お日様のような笑顔で笑っている
「はい!」