黒魔術師と優しい戦鬼
ファンタジー
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神前真/著
- 作品番号
- 1555078
- 最終更新
- 2019/04/20
- 総文字数
- 11,252
- ページ数
- 8ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 203
- いいね数
- 0
全寮制の魔術師学校進学を機に、初めて都会へと出て来た少女エマ。
明日を入学式に控えたその日、せっかくだからと出ていた散歩の途中で、性質の悪いナンパに絡まれてしまう。
そこへたまたま通りかかったのは、王直属の近衛部隊の中でも唯一にして絶対と称される戦鬼オーファン・ジェイだった。
生憎、エマと同じく散歩にと出ていた為に身軽ではあったが、オーファンは武器も拳も振るわず、言葉一つでその場を収めてみせた。
……ただ。
エマが噂で洩れ聞く戦鬼の像は、剛腕にして豪快、己が強さが文字通りの武器であるという風な姿。
しかし、いざ実際目の前にいるオーファンは、物腰柔らかく、どちらかと言えばひ弱そうなお兄さんといった感じだ。
事を収めた後でも、優しく笑って不安を与えず、食事まで振舞い更に寮まで送ってくれる手厚さ、話し相手にもなってくれた懐の広さに、エマは次第に憧れを抱いていく。
明日を入学式に控えたその日、せっかくだからと出ていた散歩の途中で、性質の悪いナンパに絡まれてしまう。
そこへたまたま通りかかったのは、王直属の近衛部隊の中でも唯一にして絶対と称される戦鬼オーファン・ジェイだった。
生憎、エマと同じく散歩にと出ていた為に身軽ではあったが、オーファンは武器も拳も振るわず、言葉一つでその場を収めてみせた。
……ただ。
エマが噂で洩れ聞く戦鬼の像は、剛腕にして豪快、己が強さが文字通りの武器であるという風な姿。
しかし、いざ実際目の前にいるオーファンは、物腰柔らかく、どちらかと言えばひ弱そうなお兄さんといった感じだ。
事を収めた後でも、優しく笑って不安を与えず、食事まで振舞い更に寮まで送ってくれる手厚さ、話し相手にもなってくれた懐の広さに、エマは次第に憧れを抱いていく。
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