思いつき。
というか、半分実話。


数日前に見た親子がなかなか頭から離れず、描いてみました。


私は声も出るし、自分の母親に無視された記憶もありません。

それは私が小さい頃はまだケータイすら普及してなかったからなのか…母がしっかり相手してくれていたからなのか…

多分どっちもですね。



この物語の中の『私』は、小さい頃、母親がケータイに気を取られている時にその場を離れ、事件もしくは事故に巻き込まれた、という設定です。

そのせいで声を失った。


自分の幼少期によく似た親子をきっと観察していたのでしょう。

そして自分に似たその子が、自分と同じ運命を辿らぬよう、体が動いた。



私が数日前に見た親子はきっとどこにでもある光景です。

ソレはスマホに限らず、目を話すきっかけをつけるものすべて。

小さい子から注意をそらしていい一瞬なんてどこにもありません。

幸いこの親子は事故にあうこともなく、帰って行きました。


でも、私は目を離したすきに…あのときしっかり見ていれば…という以前に起こった多くの事例を忘れたくない。

いつか子を産み、育てるときはそれだけはしっかり覚えておきたいと、改めて思い、描いてみました。



まったく楽しくワクワクする話ではなかったとおもいますが、読んでくださりありがとうございました。



沢山の感謝を込めて。



龍迅