多分これから私はまた
この男に怒鳴られるだろう。

恭斗「霜月。」

絆「何だ?文句なら聞くぞ。」

恭斗「ありがとう。」

そう言いながら頭を下げた。
降谷 恭斗からお礼を言われたのは
初めてだ。

絆「私は何もしていない。
夕飯を持ってきただけだ。」

恭斗「今度は絶対に勝つから。
後、明日の朝迎えに行く。」

絆「分かった。」

降谷 恭斗と私が喧嘩をしていたのか
どうかは分からない。

だけど、仲直りの仕方はそれぞれだ。
お互いが謝り合い、誤解を解く。
そうゆう仲直りの仕方が一般的だろう。

でも、やっぱり私と降谷 恭斗の
仲直りはひねくれていた。

それでいい。これが私たちなのだから。