恭斗「次のテスト。
絶対1位取りますから。
その時はお父さんの跡を
継がせて下さい。」

父「分かった。」

恭斗「ありがとうございます。」

降谷 恭斗の父親はご馳走様と言って
割り箸と紙皿をゴミ箱に捨てた。

父「霜月さん。」

絆「はい。」

父「これからも恭斗の事を
よろしくお願いします。
美味しい料理もありがとう。
ゆっくりしていってください。」

絆「ありがとうございます。」

私に軽く礼をすると
また2階にある書斎へと戻って行った。

降谷 恭斗と2人きりになると
さっきよりも空気が張りつめる。

間違いなく今この男は怒っている。