翌日、学校から帰った私に
いくつかのタッパーが入った
袋をお母さんが手渡してくれた。

私はそれを持って降谷 恭斗の家へと向かう。

ーピンポン

父「はい。」

絆「以前、お伺いした霜月ですが
少しお時間よろしいですか?」

父「ええ、お待ちください。」

ーガチャ

あの日同様、笑顔で私を出迎えてくれた
降谷 恭斗の父はひどい人間には見えないが
誰だって外面はいいものだ。

父「今日はどうされましたか?」

絆「夕飯を食べませんか?」

父「はい?」