絆「でも、お前はそのレールを
歩もうと努力した。
小さい頃から一生懸命
勉強に向き合ってきたから
今、お前は頭がいいんだ。
いくら親が立派だからって
子供が優秀だとは限らない。
私は、今まで努力し続けたお前の事を
すごい奴だと思う。」

言葉にして驚いた。
私はそれ程までに降谷 恭斗という男を
認めるようになっていた。

恭斗「お前だって努力して
ずっと2位をキープしてきたんだろ。」

絆「私の場合、勉強しか
する事がなかったからな。
だから、お前に負けてたんだ。
親の期待に応えようと頑張るお前と
ただやる事がないから勉強してた
私との差だ。」

恭斗「何で、お前はいつも
俺を肯定するんだよ?」