2人で街をブラブラと歩いていると

「ゆま先輩?」

振り返ると桐生君が立っていた。

「え?ゆまの知り合い?イケメンじゃん」

隣で一輝がはしゃいでいる。

「うん。同じ会社に勤めているの」

私はそう答える。