そして雪の降るある日

U1は久しぶりに呼吸困難の発作を起こしてしまった。
医者「切断ですね」
U1「どこをですか」
医者「今痺れてるところ全て」
U1「最悪だ」
「四肢すべて切断とか死ぬしかないな」
医者「残念ながら」
U1「もう21年も生きた。思い残すことはねぇ。手術の前に遺書を書かせてくれ」
医者「簡単に命を手放すものじゃない!!」
U1「手足を切断した俺生きる価値などあるわけが無い!」
医者「バカを言うな!!お前の嫁が聞いたらどう思うか考えろ!手術まで3日猶予をやる」
U1「呼吸困難の発作が収まったら手足のしびれもなくなります。それでも切断ですか?」
医者「ああ。手足のしびれは血管が詰まって酸素が行き渡らなくなってやがて手足が壊死するからな。手足が黒くなったら切断確定だ。」
U1「そんなばかな」
医者「まぁ、3日後にまた決める」