U1「おう、たぬき。心配かけたな」
たぬき「あんたいつからこの症状が出るようになった？」
U1「2ヶ月は前だな」
たぬき「なんで先に言わなかった？」
U1「俺も歳だし、心臓の機能が低下しただけかと」
たぬき「U1のばか」
U1「たぬき？」
「怒るなよ。すぐ退院したら一緒に薔薇園行こうぜ」
たぬき「なんであんたはそんな呑気なのよ！手足が切断される可能性もあるのに」
U1「今なんて？」
たぬき「え、なんでもない」
U1「手足切断？」
「嘘だろ.........。」
たぬき「あんたが言う事聞かないでジャムしか食べないからでしょ！もう知らない。血圧も200超えてたし！！」
U1「歳だから150以下にするのは無理だよ」
たぬき「そんなの言い訳でしょ！」
U1「なんで怒ってんのよ」
たぬき「あんたが病人としての自覚がないからよ」
U1は泣きながら走り去るたぬきの後姿をぼーっと見ていた
U1「入院したら薔薇の世話出来ないしジャム出来ないし最悪だわー。さてグラナトでもやるか。いやーひとでの女の子のお話マジ泣いたわ。次は双子姉妹のルート行こ。」
と言いながらゲーム機を起動した。