『おーい
森に飯島、パンツ見えっぞ☆
お前らのパンツ見ても
先生興奮しねーぞ?』






いつの間にか
チャイムが鳴っており
クラスメート全員が
私達を注目していた。


いつも冗談ばかり言う
歴史の武藤先生が
教壇に立って笑っていた。







やっば!!はずー!!///



そう思っていたあたしだが
おっさん2人組の
心境は違った…




『えー先生困りますぅ〜。
先生なんかのエロ教師に
パンツ見られたら
巧ちゃんが
妬ーいーちゃーうっ★』



キャラ…変わった智香…。

(毒舌は健在)





『死んでくださいっ。先生。』



ずばっと
ミラクル直球で
毒を吐いたほのか。


『エロ教師ってお前…
死ねってお前…

というか
巧の彼女はお前だったのか。
あいつも大変だな〜。』









そう、智香には彼氏がいる。

去年から続いている
かなりのバカップル。

のほほーんとした
体格のデカい朝本巧くんは
毒を吐きまくる
智香が本当に好きらしい。






基本的にMなのか?






『大変
なんかじゃないですよ〜。
私達愛し合ってますもん。』




『のろけはいいから
森は席について
飯島は自分のクラス帰れ。』






『『は〜い。』』




さっさと私のもとを
離れる2人。



うける…2人とも。







その時

ぷぷっ

と笑い声が
隣から聞こえた。





*