そんな訳のわからない文学的思考を展開していると、突然、背後から肩を叩かれた。




敵か味方か…




『よっ、おはようー。』




『おはようー。』




なんだ、司か。




コイツは釼持司(ケンモチツカサ)。俺の偉大なる変人仲間だ。しかし、困ったことに平凡な俺と違い奴は超成績優秀、クラスの仲間からは、博士とか眼鏡君などと呼ばれている、というのは真っ赤な嘘である。




第一、眼鏡をかけていない。




兎に角、俺とは切っても切り離せないダチだ。




ただし、決してそういう仲ではないことだけ言及しておこう。









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