『それで、魔術が使えるようになってどう?体に何か違和感はない。』 そう言いうと彼女は俺のおでこにそっと手をあてた。 『お…おい、何だよ急に。』 『やっぱりね。』 おいおい、何がやっぱりだよ。 て…ててて照れるじゃねえか。 『って、何赤くなってるのよ。あんた、何にも感じないの?』 『何って… 顔が熱いです。』 『照れてるんじゃなあああぁぁぁぁぁぁぁぁいっ!』 .