『きたか。』 ふと後ろからアーサーの声がした。 朗々とした低い声。 堂々とした風格だが、その目は善意と優しさに溢れ、見るもの全てに信頼をおかれる、そんな雰囲気を出してた。 まさに、伝説に王に相応しい男だと直感で思った。 .