剣の真名を叫んだ瞬間、俺の体を雷光のような光が包み込み、その刹那、白い世界は消えた。




目の前には巨大な怪物がうめき声を上げて今にも俺の方へ襲いかかろうとしている。




『俺はもう怖れない。』




自分自身にそう言い聞かせ、手にしたエクスカリバーで怪物目掛けて切りかかった。




『ハアアアァァァァ、ハァッ!』






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