莉「確かにね、いつもは優しい感じだけどね。理苑には心を開いてるっていうか...だからぶつかれるのよ」
そうだったんだ

「私も心優って友達が居るんです。幼なじみでいつもそばに居てくれる子」
でも私達は喧嘩なんてしないような...

ガチャ
そこまで話すと丁度戻ってきた二人
理「待たせたな」

優しい表情のリオくんの後ろからシュンとして燈也くんが入ってくる

燈「ごめんね。ななちゃん」
「私?」

燈「うん。そうだよ」
ほんの少し口元を緩める燈也くん

二人が仲直り出来たなら良かった

理「じゃ、帰れよ」
俺のだと言わんばかりに私を抱き締めて見せつける

燈「性格悪いよ。俺にも看病させて?」
どういう訳か私の方を見てくる