そんなリカとの思い出を思い浮かべていたら、すぐにシュールに着いてしまった。



店に入ると、すぐにカオリが栗原先生の横に座った。



カオリは座ったとたん、栗原先生に、「もお、あと15分早かったら、同伴だったのに!」とフテくされた顔で言った。



どうやら、僕らが前の店でウダウダやっていたため、カオリが出勤してから時間が経ちすぎて、同伴料金がつかなくなってしまったらしい。



カオリはしばらくの間プリプリしていた。



ユウキの方は、もうリカはいないので、他の友達同様、ローテーションで横に座る女の子とテキトーにしゃべっていた。