それから1時間ほど、5人は、ブランドの腕時計やお酒の銘柄などの話で盛り上がった。



カオリは、ちょうど1時間が経った頃にお店を出て、「シュール」へ出勤した。



カオリが出て行ってから、男4人は、色々飲み食いしながら、大学時代のバスケ部の話で盛り上がった。



さらに1時間が経過。



栗原先生は、もう次の店をどこにするか、みんなに相談してきた。



栗原先生は、ユウキの顔を見て、「もう、シュールは飽きたよなあ」と言った。



ユウキは、一瞬ドキッとしたが、「そうですね」と答えた。



もしまだリカがいたら、絶対に「行きましょう」って言ったけど。



しかし、栗原先生は、「まあ、いいか、とりあえず、シュールに行くか」と言って、会計をすませてくれた。



カオリに同伴させて、お店に行かないのは、さすがにまずいでしょ。