「ぜーんぜーん、事実を言ったまでですよッ、センセー、あたしをおんぶしたとき、びみょーにあたしの胸チェックしてたし」。



「大きかったですか?」とアユム。



「アユムが期待するほどじゃないよ」。



「あー、ひどい、意外に大きいって言ってたくせに」。



「でも、偽物だよ」。



「何回も言いますけど、ホンモノですッ!」



「えっ、さわったんですか?」とコウスケが言った。



「さわるわけないだろ(怒)」。



他方、ミヒロは、「わーん、本当はさわられちゃったー」と言って、ユリに泣きついた。



ユリはミヒロの頭をなでながら、「センセー、ホントにミヒロと何もなかったんですか?」。



「当たり前だろ、なんにもないよ(怒)」。