そして、ユウキとミヒロは、「はい、ご心配をおかけして、すみませんでした」と二人に頭を下げて、食堂へ向かった。



食堂へ入ると、ミクとユリがミヒロのところへ一目散に寄って来る。



「あーん、ミヒロー、大丈夫だった? もうお腹痛くない?」とユリが心配そうに声をかけてきた。



「うん、ごめんね心配かけて、お腹は、痛くなくて、むしろ、すいてる、うー」。



「センセーとずっといっしょだったの?」。



「うん」。



「おもしろかった? まあ、あとでいろいろ教えてね。さあ、いっしょに食べよ」。



「うん」。