二人がもうしばらくがんばって歩くと、町の明かりが見えてきた。



その瞬間、ミヒロが、「ヤッター、ついに下りれたよ。センセー」と叫んだ。



「ほら、やっぱり大丈夫だったろ」。



「でも、センセー、ここ通らなきゃいけないんですか?」。



「そうみたいね」。



見ると、目の前は、お寺の墓場だった。



ユウキたちは、墓石に手を置いて山の坂からジャンプした。