ミヒロは、本当におしゃべりで、自分の話を色々してくれた。



ちょっとの沈黙も嫌なようだ。



ユウキは、それが、やけに楽に思えたが、普段は物静かでどこか少し影のあったリカとは対照的に思えてしまう。



ミヒロは、彼女にするならいいタイプかも？



リカのような愛人は、絶対無理だな。



と、ユウキはミヒロには内緒で勝手な想像をしていた。



一通り作業も終わり、二人は、一旦、使用した器具を片付け始めた。



片付け終わると、ユウキは、自分の持っていた用具箱から、小さな機械を取り出し、その中に付属している小さな容器で川の水を汲んで、その機械の中にはめ込んだ。



ユウキが機械のスイッチを入れて、ボタンを押すと、機械の下からレシートのような検査紙が出てきた。