すると、どうやらミヒロとミクの二人が余ったようで、「あたしたち二人余りました、どうすればいいですか?」とユウキにたずねてきた。



この班は、男子が3人、女子が5人だったからだ。



なので、ユウキは「そうだね。せっかくだから、先生とショウのどちらかとそれぞれ組もうか」と言った。



ショウは、間髪いれず、「じゃあ、俺と組む?」と言って、ミクを指差した。



行きのバスの中で、ユウキは、ミクがショウのお気に入りであることを聞いていた。