「えっ?そ、そう……?」

「何だかお肌も荒れてますよ?ちゃんと睡眠とって栄養ある食事とってます?」

「あまり十分ではないかも……」

「ダメですよ~今から気をつけておかないと年齢重ねたら一気に出ちゃうんですからね」

「は、はい」


後輩に肌ケアの指導をされ、日頃の手入れ不行き届きを省みる私。

美山ちゃんは色白で肌なんか、ゆで卵みたいにツルンツルンしている。

たった一歳しか年齢は変わらないのに、この差は……?と、思ってしまうほど。

しかし、昨日の熟女好き男といい、美山ちゃんといい、ついでにいうとトトちゃんといい(湿気ハツゲン)

そんなに私ってイケてないのか……

そんな事を思って軽くショックを受けていると、


「そういえば、聞きました?」

「何が?」

「一昨日から入った、新しい営業マネージャーのことですよ」

「営業マネージャー?」