コップに残っているココアがだいたい半分より少し少ないくらいになった頃。

一口づつスプーンで掬って飲ませ合いっこしてたから結構時間がかかってしまった。








それよりも問題なのが、ココアはあともう一杯あること。予想以上に作った量が多くなっちゃって…まあどうせ飲めるしいいか、なんて思ってたけど…

















予想以上に、やばいかも。















…どうやらそれはあかりも同じみたい。

頰は赤とピンクが混ざったように火照り、目はうっすらと涙目で、太腿をスリスリと擦って我慢してる。…エロい。エロ過ぎる。
…これ、結構な拷問だよ。



優「…あーん」





あ「もーいい、ごちそうさま…」





優「だめだよ、全部飲まないと」








“はい、口開けて”と言えば、可愛いプリッとした唇が微かに震えながら開いていく。

ココアを口内に入れると、こくん、と喉を鳴らして飲み込んだ。










あー、可愛い。