ある日・・、


 しぃ君とわたしはいつもの様に、近所の道路で遊んでいたの。

 そこで、男の子が一人でボール遊びをしていました。


 手にグローブをはめて、
 壁にぶつけては
 キャッチ。
 壁にぶつけては
 キャッチ。の、
 一人キャッチボール。



 ふとした瞬間!

 Σ(´□`lll)あっ!

 と、男の子は、ボールを取り逃してしまいました。



 壁に跳ね返ってイキオイがついたボールは、そのまま飛んでって…、

 近所の大きな犬
 U・♀・U に取られてしまいました。

 玩具を与えられ犬は喜び。
 U^♀^U ♪
 ボールを咥えて離しません。

 それを奪おうとしたなら、噛み付かれてしまうかもしれない。
 子供にとって大きな犬は恐ろしい動物ですから……。


 その一部始終を見ていたしぃ君とわたし…。

ボールを取られて、男の子は少しがっかり。
(´_`)illlしゅん。。。

 しょんぼりしながらお家へ帰ってしまいました。


『あそこの
 お家の子なんだ…。』

(´・ω・`) (`_´;)

『ボール
 取られちゃったね。
 可愛そうだね。』


 そう言って、わたしとしぃ君は二人でボール奪還作戦を 立てました。

(*´・д・)(・д・`*)ヒソヒソ


 わたしは、つい先ほど、近所のおばちゃんがくれたお菓子を持って歩いて行きました。

 いつもお菓子をくれる近所のおばちゃんがいて……。しぃくんは、勝手にお外でお菓子を食べたりしたら叱られてしまうので、お家から見えない場所で一緒に食べようと思って持ち歩いていたのです。



 わたしたちは、せっかく一緒に食べようと思っていた、大事な大事なお菓子をその犬に与え、犬がお菓子を食べている間にボールを取り返そうと、作戦を立てました。